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年頭のごあいさつ
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新年明けましておめでとうございます。
皆様には健やかに新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

さて、今回の選挙では、県内の全ての選挙区において自民党の候補者が議席を獲得することができましたし、また全国的に見ても300に迫る議席を頂き、3年3か月ぶりに政権復帰を果たすことができました。 とは言え、低調な投票率を見るまでもなく、わが党に対する国民の皆様の信頼が完全に回復した訳ではありません。 これは私自身、応援のため全国を回らせて頂いた際の実感でもあります。 今回の勝利は、民主党政権の度重なる失態と第3局と呼ばれる新党の乱立などの要因が重なった上での結果であると言えます。 本当の意味で自民党が生まれ変わり、信頼を回復し、そして元気な日本を取り戻すことこそが我々に与えられた責務であります。

さて、昨年末臨時国会が開かれ自公連立による第2次安倍政権がスタートしました。私も財務副大臣として、麻生大臣のもと、我が国が直面する様々な課題に取り組んで参りたいと思います。 その中で何といっても最重要課題は「景気対策」です。 10年以上続くデフレ経済によって地域経済は危険水域に達しています。 まずは疲弊した経済に活力を取り戻すことが何よりも必要です。 私たちは2%の物価目標を設定する新しい金融緩和策によってデフレからの脱却を図ります。 これに加え、私は現役世代の支援強化と女性の潜在力の活用が多くの問題を乗り越える一つの手段と考えております。 より柔軟な働き方やサービスの提供など、多様なニーズに答えられる環境を作っていかなければなりません。

震災復興も喫急の課題です。東日本大震災から間もなく2年が経とうとしておりますが、被災地の復興は遅々として進んでおりません。 被災された方々の精神的ストレスはもはや限界に達しております。自民党としては、復興庁の在り方を全面的に見直し、被災各地の実情を踏まえた復興を迅速に推し進めます。 一方で、10年で200兆円を投入する「国土強靭化計画」も推進していきます。 昨年の中央高速のトンネル天井板落下事故に象徴されるように、我が国のインフラは老朽化しつつあります。 計画は、そうしたインフラ補修のほか、予想される南海・東南海地震や頻発する大規模自然災害による被害からの防災・減災対策を行うものです。 この意味で、首都圏の利水だけでなく水害対策にも不可欠な八ッ場ダムは一日でも早く完成させなければなりません。

県内の観光振興という面では富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録に向けても全力で取り組んでいきます。 地元・文化庁・ユネスコ3者間の橋渡しをすることで一歩一歩着実に前進できるようしっかりと努めてまいります。

3年3カ月前、我々自民党はその政権の座を民主党に奪われました。 一度失った信頼は簡単には取り戻すことはできません。 しかし今回の衆院選で再度挑戦するチャンスを与えて頂きました。 私自身、5期目となり、中堅議員としての責任の重さを痛感しております。 新しく生まれ変わった自民党が同じ過ちを繰り返さないよう、私も微力を傾注する覚悟です。 前回の選挙から止まってしまった「時計」をしっかりと進めていきます。

本年が皆様にとりまして素晴らしい年となりますよう祈念し、新年のご挨拶と致します。

2013年1月1日
小渕優子