新年明けましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

昨年も瞬く間に過ぎ去った一年でした。
国会活動の合い間をぬって各地域を歩かせていただきましたが、ふるさとの皆様とお会いするひと時が、私にとっての活力の源だとしみじみと感じた一年でもありました。
改めて、皆様からの叱咤ご激励に心より感謝申し上げます。

さて、自民党が政権に復帰して4年が経ちました。経済再生を最重要課題として取り組んできた結果、国民総所得は40兆円近く増加し、民主党政権時代に50万人に減少した雇用も110万人増加、有効求人倍率は24年ぶりの高水準となりました。一方、地元を回らせていただく中で多くの皆さんがおっしゃるのは、地域経済の厳しさでした。徐々に明るい兆しが見えているというものの、まだまだ道半ばということを実感しています。
そうした中、昨年は、アベノミクスの第2ステージとして「新3本の矢」が打ち出されました。キーワードとして「未来への投資」が掲げられ、一億総活躍社会を見据えた子育て支援や介護の拡充、観光分野や農政新時代に向けての新たな投資、未来に向かって誰もがその能力を存分に発揮できる社会、若者が将来に明るい希望が持てる社会を創るための働き方改革などがその柱です。少子高齢化の流れに歯止めをかけ、誰もが生きがいを感じられる社会、一億総活躍社会をめざし、引き続き経済再生と地域経済の活性化に今年も取り組んでまいりたいと思います。

昨年の参院選では27年ぶりに単独過半数の議席を得ることができました。皆様から力強い信任をいただきましたことに改めてお礼を申し上げます。
決して数に奢ることなく、謙虚に、そして常に緊張感を持って責任を果たしていく覚悟であります。

八ッ場ダムは2019年度の完成を目指して、昨年6月からコンクリートの打設が始まり、工事が本格化してまいりました。私も打設前のダムを視察いたしましたが、道の駅八ッ場ふるさと館にも大勢の方々が訪れており大変賑わっていました。春には新緑、秋には紅葉狩りを楽しむことができる新たな観光地として、これからも発展していってほしいと思います。一日も早い完成に向けて全力で取り組みます。

上信自動車道は、吾妻地域の産業・経済の活性化や救急医療、災害時の安全安心確保等、ライフラインとして重要な役割を担うばかりでなく、全線が開通すれば地域産業の生産性も向上し、観光客の増加にもつながります。上信自動車道ならびにインターチェンジにつながるアクセス道路の整備に全力で取り組んでまいります。

最後になりましたが、本年も皆様には変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様にとりまして実り豊かな年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。