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年頭のごあいさつ
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新年明けましておめでとうございます。 皆様にはお健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

昨年を振り返りますと、民主党の「政治とカネ」問題が国民の圧倒的な批判を浴び 国会は波乱の年明けとなりました。 政権与党のトップ2が同じ政治資金疑惑にまみれるという前代未聞の状況が続くなか、沖縄の普天間基地移設問題の迷走が決定打となり、鳩山政権は8ヶ月という短命で崩壊しました。 後を継いだ菅政権も、尖閣諸島における中国漁船衝突問題等の不手際に加え閣僚の問責決議や失言問題などで支持率を落とし、末期的とも言える状況を呈しております。
そして、普天間基地移設問題の長期化は日米関係を大きく傷つけてしまいました。 尖閣諸島問題が起こったのも、またロシア大統領が初めて北方領土の国後島に足を踏み入れたのも、そうした菅政権の実情や日米安保の動揺を見透かしてのことと思われます。 さらには北朝鮮が韓国の延坪島を砲撃し、民間人が死亡するなど東アジア情勢が緊迫の度を深める中、心許ない内閣の危機管理に国民は不安を募らせています。

内政面でも財政の裏付けがない公約に立ち往生し、日本の食料の根幹を揺るがしかねないTPP問題等の多くの難問を抱えたままの状態です。 急速な円高やデフレの長期化によって、わが国の経済の地盤沈下に歯止めがかかりません。 特に地方経済の疲弊には目を覆うばかりです。 「コンクリートから人へ」といった選挙目当ての政策は一刻も早く取りやめ、今こそ抜本的な経済対策を急がなければなりません。 とりわけ地方の道路整備などの必要な公共事業には積極的に予算を振り向ける必要があります。 このままでは将来発展の基盤となるインフラさえ失うことになりかねません。 八ッ場ダムについては中止決定から1年有余が経過致しましたが、なんら解決の糸口も示せない無責任な対応が続いております。 何としても早期完成を実現せねばなりません。

我が党が政権を奪還し、再度、国民の皆様の負託にこたえるには、現政権の失政を待つだけではなく、多くの方々の声に真摯に耳を傾け、 より信頼される政党に生まれ変わるためのさらなる改革を進める必要があります。

幸いにも参議院選では自民党が比較第一党の議席を頂き、民主党を過半数割れに追い込むこができました。 今年は4月に統一地方選、7月には群馬県知事選が行われます。
自民党再生のための大変重要な選挙戦であります。 私も皆様と心をひとつにして全力で戦い抜く覚悟でございますので、一層のご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

一昨年、私も2児の母となりました。 この子達に胸を張って託せる日本の素晴しい未来が切り開かれていきますよう努力していく所存でございます。

本年が皆様にとりまして幸福で充実した年になりますようお祈り申し上げます。
2011年1月1日
小渕優子